遠赤外線の医療分野への応用

(A) リハビリ介護

  • 遠赤外線は血管壁における一酸化窒素(NO)を増やし、遠赤外線の抗炎症性は炎症緩和、筋肉と関節の疼痛緩和に役に立ちます。
  • 遠赤外線は筋肉の弛緩とけいれん緩和に役に立ちます。
  • 遠赤外線は神経緩和の効果があり、鎮静と疼痛緩和に役に立ちます。
  • 筋肉の向上や関節の柔軟性改善に役に立ちます。
  • 循環の改善と組織修復に役に立ちます。
  • 疼痛緩和、炎症緩和、腫脹緩和などに役に立ちます。
  • 筋肉けいれんの緩和効果があります。
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J Altern Complement Med. 2012 Feb;18(2):175-9. doi: 10.1089/acm.2010.0815.

(B)腎疾患

  • 遠赤外線は血管壁における一酸化窒素(NO)を増やし、フィステルの血液流量を改善し、フィステル硬化症を防ぎ、瘻孔妨害での重複手術を受けるリスクを低減します。
  • 遠赤外線の使用効果は短期間より長期間使用の方が効果が見られます。毎日自宅で簡単に使用、装着できるものが良いです。
  • 遠赤外線のエネルギーは低いため、衣服や水蒸気により容易に遮断されてしまいます。人体に直接装着できるものが良いです。
  • 遠赤外線は、腎疾患のドライスキンの痒みの緩和にも効果があります。

Am J Kidney Dis. 2013 Aug;62(2):304-11. doi: 0.1053/j.ajkd.2013.01.015. Epub 2013 Mar 6.J Chin Med Assoc. 2009 Mar;72(3):109-16. doi: 10.1016/S1726-4901(09)70035-8.

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(C)前立腺ケア

  • 多くの男性は前立腺肥大や前立腺炎症に苦しんでいます。前立腺が尿道を取り囲んでいるので、前立腺肥大や発炎により尿道が圧迫され、頻尿・夜間頻尿・尿意切迫・排尿困難等の症状が引き起こされています。
  • 遠赤外線は血管壁における一酸化窒素(NO)を増やし、炎症を抑え、前立腺周囲の筋肉緩和に役に立つため、尿道の圧迫感減少にかなり効果があります。また排尿の促進と排尿量増加、関連症状の緩和に効果があります。
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(D) 疼痛管理と手術後ケア

  • 医療研究によると遠赤外線は損傷した皮膚細胞組織の再生・増殖に効果があり、その修復を加速させることができます。手術後や受傷後のケアに役に立ち、部分的な修復と感染防止に効果があります。
  • 遠赤外線は血管壁における一酸化窒素(NO)を増やし、 受傷の部分とそれに起因する痛感を低減することができます。
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Yonsei Med J. 2006 Aug 31;47(4):485-90.

(E) 病原菌細胞の除去

  • 病原菌細胞は、腫瘍組織に過密乱雑な導管が配置され、熱が蓄積されやすい。ガン細胞は高温に弱いため、40~43℃で殆ど死滅する。
  • 従来の温熱療法では表面だけの加温になるため、底部の腫瘍組織まで加温が十分に及ばなかったが、遠赤外線利用では人体の芯まで温められるので、体内深部までの加温効果がある。非耐熱性のガンの細胞活動を抑えることが可能。
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Thermal Medicine (Japanese Journal of Hyperthermic Oncology), Vol. 22, pp.239-245 (2006) .サーマル メディシン (日本ハイパーサーミア学会誌)第23巻, pp.239-245 (2006) .
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Anticancer Res. 1999 May-Jun;19(3A):1797-800. アンチキャンサー リサーチ1999 五月号-六月号;19(3A):1797-800.
Anticancer Res. 1999 Sep-Oct;19(5B):4125-30. アンチキャンサー リサーチ  1999 Sep-Oct;19(5B):4125-30.
Am J Chin Med. 2002;30(4):495-505. アメリカン.ジャーナル.オフ.チャイニーズ.メディスン2002;30(4):495-505.
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(F) 美顔医療

  • 遠赤外線により、血液循環が促進されると、新陳代謝が活発になり、細胞活性化が促されます。遠赤外線には人の生理面に対して特殊な効果があります。美顔医療分野においては、遠赤外線は肌質の改善、シワの減少やシミの抑制などに効果があります
  • 遠赤外線は傷の治癒促進と美容外科の感染防止に役に立ちます。
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Yonsei Med J. 2006 Aug 31;47(4):485-90.

遠赤外線の健康への応用

(A) 苦痛低減と疼痛緩和

  • 我々は神経・脳を通して痛みを感じます。神経は痛みが変化した情報を脳に伝えることで、脳がこの情報を“痛み”と判断して我々に感じさせます。しかし、脳にも情報の判断を間違えるときがあります。例えば、我々がアイスを食べているときに脳が“頭痛”と判断するときがあります。
  • 長時間に亘る苦痛や苦悩はよく自律神経障害を引き起こします。自律神経障害は脳の判断を混乱させ、苦痛を感じさせます。
  • 遠赤外線は体内深部まで温めるので、循環促進と自律神経不調の改善に役に立ちます。運動後の痛みの改善や筋肉・靭帯損傷に起因した長時間に亘る苦痛緩和に効果があります。
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Psychother Psychosom. 2005;74(5):288-94.
Arch Phys Med Rehabil. 2003 Mar;84(3):335-42.
Conf Proc IEEE Eng Med Biol Soc. 2009;2009:1589-91. doi: 10.1109/IEMBS.2009.5334124.

(B) 月経痛緩和

生理直前から前半まで、プロスタグランジンという物質が急に増えます。この物質は子宮の収縮を促して生理の経血を身体の外に排出する役割を果たします。この量が多すぎると収縮が強くなりキリキリとした痛みが発生します。遠赤外線は血管壁における一酸化窒素(NO)を増やし、子宮を鎮静させ月経痛をやわらげる効果があります。

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J Altern Complement Med. 2011 Dec;17(12):1133-40. doi: 10.1089/acm.2010.0635. Epub 2011 Nov 21.
Evid Based Complement Alternat Med. 2012;2012:240314. doi: 10.1155/2012/240314. Epub 2012 Dec 18.

(C) 体内の酸素量の増加

我々の体は血液循環によって酸素と栄養素が体内の各器官に運ばれています。遠赤外線は血管壁における一酸化窒素(NO)を増やし、血管拡張を促します。これは、血液酸素の増加、筋力向上、筋肉の耐久性アップに非常に役に立ちます。同時活力の向上を促し、病気と老化を予防します。

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Exp Biol Med (Maywood). 2003 Nov;228(10):1245-9.

(D) 循環改善

  • 手足の冷え症に苦しんでいる人が多いです。原因としては、手足の血液循環が良くないことです。血液循環を通し、我々の細胞は酸素と栄養分を受け取り、同時に廃棄物を排泄します。
  • 遠赤外線は体内深部まで肌を温め、血管壁における一酸化窒素(NO)を増やします。遠赤外線は血液循環を促進し、冬場の手足の冷え症を緩和させます。

J Cardiol. 2012 Mar;59(2):117-22. doi: 10.1016/j.jjcc.2011.12.006. Epub 2012 Feb 16.
J Cardiol. 2011 Jan;57(1):100-6. doi: 10.1016/j.jjcc.2010.08.005. Epub 2010 Sep 29.

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(E)新陳代謝

遠赤外線は血管壁における一酸化窒素(NO)を増やし、動脈の弾性向上と収縮力向上に役に立ちます。遠赤外線は動脈内皮組織に良い効果があり、アテローム性動脈硬化症の血管を保護します。また代謝症候群の血液循環を向上させます。

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Exp Biol Med (Maywood). 2003 Nov;228(10):1245-9.
Diabetes Technol Ther. 2007 Dec;9(6):535-44.
Canadian Journal of Diabetes Volume 34, Issue 2 , Pages 113-118, 2010
Volume 34, Issue 2 , Pages 113-118, 2010 Canadian Journal of Diabetes

(F) 体のPH中和

遠赤外線は血管を拡張し、人体の新陳代謝を促進します。関節痛や血中高尿酸や酸化合物に起因した痛風による疼痛を緩和します。

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Clin Rheumatol. 2009 Jan;28(1):29-34. Epub 2008 Aug 7.